ついに本を出版してしまった友達のこと。

一応11時過ぎには床に入ったのですが、そううまくは眠れません。

こればっかりは死ぬ気でがんばったところでうまくいくわけでもなく。。苦痛だ。どうしようかな。

アサナという中高時代の友達が、本を出版しました。

なんかふたつ出てきましたが、どう違うのでしょう。

帯に「子育て・若手俳優・バンギャ・アニメ・同人活動…etc.全部諦めない！」と書いてます。

つまり、育児を全力でやりつつ、ライフワークであるオタク活動も存分に楽しむ女性の日々の様子が、ギャグマンガで描かれてます（笑）

ネットはもちろん、普通の大きな本屋さんにもあるみたいです。
私は女性エッセイコーナーの、「アラサーちゃん」の横にあったものを買いましたが、「育児コーナーにあった（笑）」「芸術コーナーにあった（爆笑）」という話も聞きますので、どこのコーナーに置くかはお店の裁量みたいです。

中高時代からオタクでクリエイティブな子で、同人誌を教室でよく書いてました。

私は絵が書けないし、彼女の書いた薄い本を読んでる方がおもしろかったので、時々みせてもらうくらいでした。

「ハンターハンターとか、テニスの王子様とか、読んだことないけど、友達が書いた本は読んだことがあるからだいたい話はわかるよ！」と、大学の友達に言ったら、ドン引きされたのはよい思い出です。

高3の時、センター模試(休日の任意受験ゆえに試験監督なし)の前に、

「携帯貸して！」と頼まれ、なんに使うがやろ？と思いながら貸したら、

GLAYのライブチケットの発売日だったらしく、前の席で、英語の模試中に両手に携帯を持ち、ハンターのオーラを背負い、模試に対するものとは比べものにならないほどの情熱をかけて電話してました。

←たぶんこのあたりのやつ

あの時の彼女の姿は今でも脳裏にこびりついています。

思春期を共に過ごしたので、悩む彼女の姿にも直面してたのですが、やりたいことがありすぎて、学校とか未成年の枠の中ではできないことがたくさんあることに悩んでいるように見えました。

あふれんばかりのエネルギー放出しながら、自由を求めて外へ外へと飛び立とうとしているように見えました。

私はというと、その頃から、学校とか未成年という枠の中で、大人も含めてできるだけ多くの人に喜んでもらえる、好かれる人間になるにはどうすればよいかとか、そんなことばかり考えてました(そんな風には当時は思ってませんでしたが)。

自分のしたいことなんて考える余裕がなくて、そんな自分は非常につまらない人間だと思っていました。

このように彼女と私は性格も趣味も全く違うのですが、6年間結構な時間、行動を共にしてました。

それは、いろんな縁があったのと、彼女の、そういう自分が持っていない部分がまぶしくて、私は彼女のことをものすごくリスペクトしてたからだと思います。

そんな彼女が、ついに好き！がつまりまくった本を出版してしまいました。

彼女は、マンガを読んだところ、10年経った今でも全く変わらないどころか、むしろパワーアップしてるようです。

大学入学後、オタクの守備範囲も広がったようで、本のネタの半分がわかりません（笑）

でも、好きなことを全力でやってる彼女はやっぱり輝いてるなーと思いました。

そして、以前家に遊びにお邪魔した時の育児する彼女は、愛情あふれる母の姿そのものだなと思いました。おうちにまとう空気がとても暖かかった。息子さんのことこそ、すっごい好きなんだと思います。本からも伝わってきます。

ほんとの自分の「好き」が今でもなんなのかよくわからない私は、毎日とてつもない行動力で「好き」を実現している彼女のことを、今でもやっぱりリスペクトしてます。

読みやすくて、気晴らしにもなるし、前向きに私もやりたいことのひとつやふたつ探してみようと思えるので、友達のひいき目なしでおすすめです！！

すごいなー、なんでこんなおもしろいもの作れるんだろう。

元はブログに掲載してたものに加筆したもののようです。ブログはどんどん更新されているので、こちらもぜひ。
3次元ベイビー
http://ameblo.jp/bwizu1988/

もうに、にじ過ぎたんですけど。。
さて、寝られるかなぁ。。

双極性OLのぼちぼちな毎日