双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

父、帰る

父、帰る [DVD]

父、帰る [DVD]

見たい見たいと思ってるのですが、この映画まだ見てません。


一週間出張に出ていた父が、今日帰ってきます。

母と二人のこの一週間、父の出張を知ってたら都会で過ごしたものを…と思うくらい緊張していました。

母もでしょうが。

私は母に気を使っている。
母は私に気を使っている。
故に互いに腹の探り合いになる。
(三段論法にならんかった。。)

なんとなく、母と価値観が違うところが当たり前だけどたくさんあって、でもそれが違うと言えないんですよね。

毎日、母は仕事から疲れて帰ってくるんですけど、その様子や言動に働いていない私は責められている気がして、どう接していいのかわからないんですよね。

どう接していいのかわからないから、過剰に病人であるふりをしてしまうんですよね。
そして、母はそんな私にどう接していいのかわからないんだと思います。
おお、悪循環…

ところがどっこい、そこに何も察知しない(察知してるけどしてないふりをしている)父が加わると、うまくほぐれて空気が和むんですよね。
父は母と私がどんな様子であろうとも、一人で楽しそうなのです。
家族って不思議だ。。

結婚するなら父みたいな人とじゃないと無理だなー、と思います。
ええ、ファザコン上等! 

いややっぱり、父は何を考えてるのかわからなくて、私は心が開けないので、やっぱり父みたいな人とは結婚できません。
ファザコン宣言、数行で返上。。


私には反抗期らしい反抗期がありませんでした。
もっと親にヤツあたりとかして、心の距離を縮めておいた方がよかったのかな、と時々思います。
でもそれをするには、大人になりすぎて、ちょっと親の気持ちもわかるようになってしまいました。
それに、結局自分の人生何とかできるのは自分しかいないし、親にヤツあたりしてもなんの解決にもならなそうだと思います。
思春期のヤツあたりは、まだやわらかーい自我を形成していくのに、親の手を借りるという10代の特権でしょう。

それでも、友達の何でも話せる仲良し親子とか見てると、私が親に弱音をはくことができれば病気の治療に有効だろうし、そうなれば親は喜ぶだろうし、親孝行なのかなと思ったりするのです。
表面だけいい子ちゃん(病気持ちがいい子ちゃんなのかはおいといて)な私の状態の裏返しは、つまりは親に対する期待度が低いってことです。そう考えると親不孝だなーと思います。

まあ、病気になってる時点で親孝行とは言えない気がするので、考えるのやめよー!