女の子のタイムカプセル
実家で、このようなものを発見しました。
中にはこのちっこいものが膨大に入っています。
女性のみなさん、中高時代に、学校で友達と手紙交換しませんでしたか?
私は授業そっちのけで、手紙を書いてました(笑)
たぶん当時交換したうちのほんの一部なのですが、引き出しから出てきました。
午前中いっぱいかけて読みました。
暇じゃないとできないですよね、こんなこと。。
この子とやりとりした手紙も入ってました。
ついに本を出版してしまった友達のこと。 - 双極性OLのぼちぼちな毎日@休職中
破り捨ててくれ、とか言われそうだ。
私も自分の書いたやつは、絶対処分してほしい(((゜Д゜;;;)))))
内容は、部活のこと、友達関係のこと、恋愛のこと、どうでもいい内容から深刻なものまで、いろいろでした。
私は、中高時代地味で目立たない、面白味のない人間だったと記憶していたのですが、友達の書きぶりからすると、そうでもなかったようです。
今よりもさらにおせっかいな人間だったみたいです。
3人グループからはじかれたクラスメイト(美人だから嫉妬されたらしい)をかばったり。
部活を辞めたいと相談してきた後輩を必死で引き止めたり。
10年以上経った今、10年以上前の友達の悩み相談を読んで、「どうした方がよかったのか。。」とか考えているあたり、あんまりおせっかい度は変わってないかもしれないですが。。。
そんなおせっかいも、そんなに嫌がられてはなかったみいです。
はじかれた子は、「今は、誰としゃべっても、この子も本当は自分のことを嫌いなんじゃないかって思ってしまうけど、あやちゃんが声かけてくれたことは、本当にうれしくて、それを伝えたかった。」と書いてくれていました。
後輩は、「先輩が熱心に話してくれて、自分でも部活にいる意味があると思えたから、もうちょっとがんばってみます。」と書いてくれていました。
そして、今より感情表現を素直にしていたみたいです。
部活をさぼった友達に怒ったり。
「ごめん。あやが怒るなんてよっぽどだと思った。」って書いてくれてました。
男に振られて号泣したり。
恥ずかしい・・・そんなことで人前で泣くな・・・
あと、思考がシンプルだったみたいです。
「あやは「~」っていうけどさ、それは難しいと思うんだよ。」
うん、それは難しいよ、10年以上前の自分。エゴだよ。
自分がこうと思ったことは、結構口に出してたんだろうな。
中高時代は、周りになじもう、役に立とう、そんなことばかり考えて、自分の人生の中ですごく生きづらい時代だったと記憶してました。
でも、こんなにたくさん話を聞いてくれる友達がいて、もしかしたら今よりも素直に自分を出せていたのかもしれません。
「自分を出している」という理想状態の期待値が高かったから、生きづらいと記憶しているだけかもしれません。
「こんなことあやにしか相談できないから」
「頼ってばっかりでごめん」
「中一で会った時から、親友だと思ってるから。おばあちゃんになっても縁側でお茶しながら話そうね」
「こんなに真剣に話を聞いてくれる先輩に出会えて、幸せです」
こんなにも愛されて、頼りにされていたのに、なんでこんなに自信のない人間に成長してしまったのでしょうか。。解せぬ。。
いろんな友達が繰り返し「一人で抱えこまないでね」とも書いてくれていました。
三つ子の魂百まで。。10何年たっても変わらぬ。。
今も昔も私は幸せ者です、という自慢でした。
最後に、高1当時の友達の名言を。
「別れようと思うそのときまで、愛の深さを知ることはできない」
別れてみてはじめて、互いがどれだけ深く思い合ってたかわかる、という意味だそうです。
・・・この子もう結婚してるんだけど。二児の母なんだけど。別れるなよ!