双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

デイ・ドリーム・ビリーバー

職場の先輩の結婚式に出ました。
たくさんの職場の方に会って、自分は今休職してないんじゃいかと錯覚するくらい楽しかったです。

前の部署の、隣の部署の方々などもいらっしゃってて、休職してからはなかなかお目にかかれないような、ちょっぴしオフィシャルな方ともお話することができました。

広い会社なのに、私が休職していることが、思った以上に広まっていて、いろんな方が心配してくださっていたことを知って、ありがたいなと思いました。

「新郎新婦には悪いけど、あなたの元気そうな姿が見られたことが一番の収穫でした。」とまで、言ってくださった方がいて、本当に身に余るお言葉だなと思いました。

みなさん私が何か仕事で無理をしたとか、嫌なことがあったんじゃないか、と心配してくださっていて、そうじゃないんです、この会社で働くのは楽しいんです、とお伝えできてよかったなと思いました。


何気なくはてなIDにしてしまったのですが、私は、うつになったら、忌野清志郎さんのTHE TIMERSというバンドの、デイ・ドリーム・ビリーバーという曲を聞きたくなります。


デイドリームビリーバー - YouTube


今ではセブンイレブンを連想する方が多いかもですが…

別れてしまった彼女への感謝の気持ちを歌った、かなしい歌なのですが、なぜか安心するのです。

ずっと夢を見て幸せだったな
僕は day dream believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢を見て安心してた
僕は day dream believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢を見ていまもみてる
僕は day dream believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢見させてくれてありがとう
僕は day dream believer そんで
彼女がクイーン

原曲は英語の歌で、忌野清志郎さんは、亡くなったお母さんを思って、訳したそうです。

今日、式が終わって、こんな病気を持って入社した私にとって、ずっと引きこもっていてまさか働けるなんて思っていなかった私にとって、あの職場で働けていたのは、白昼夢みたいなものかもしれない、と思いました。
そして、曲中の“彼女”にあたる、白昼夢を私に見せてくれていたのは、こういった周りの皆さんなのかなと思いました。

仕事以外のことでも、私はついつい自分を暗闇に追い込みがちなのですが、そのたびに誰かが、明るくてしあわせなところに引き戻してくれます。
自分の力ではそちらにはいけないから、その、明るくてしあわせなところが、白昼夢のように感じられるのかもしれません。

そういった大切な人の存在を思い出させてくれるから、この曲を聞くと、やわらかいものに包まれているような安心感があるのかな、と思いました。


自分の力で明るいところに行けている感覚がないから、いつまでたっても明日もしあわせか、不安なのでしょう。

でも、せめて、あの職場で働くことを、白昼夢じゃなくて、現実で日常のことにしたいな、と思いました。

こんな病気に屈している場合ではない。人生を十分楽しめる環境にいるんだから、私は、と思いました。

前向きなのか後ろ向きなのかよくわかりませんが。


デイ・ドリーム・ビリーバー

デイ・ドリーム・ビリーバー