双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

邪気がない人、無邪気な人

先日、大学の後輩の結婚式に出ました。
今年度、結構な数の結婚式に出席させてもらって、ちょっとご祝儀の総額とか計算したくない感じなのですが、あんなにオーソドックスな結婚式は初めてかも、というくらいきちっとしていました。

花嫁から両親への手紙で、後輩は、
「(略)知らない間に、どこかお父さんと似ている、○○さん(新郎の名前)に惹かれていました。
(中略)お母さんは、私の弱いところも全て見せられる、世界でただ一人のお母さんです。(以下略)」
と言っていて、うおお、これこそが究極の親孝行というものか、私には逆立ちしても思いつかないセリフだ、と号泣しながら思いました。

号泣してしまったので、次の日はうつになり寝込みました。やっかいな病気だ、全く。

彼女は在学中から、朗らかでいつも笑顔で癒やし系雰囲気を漂わせている反面、軸がしっかりしていてバランス感覚に長けた子でした。
健全、邪気がない。最近私が妙に惹かれるこのワードを、性格に持ちあわせているような子です。

「私達は集まったら邪気だらけの話しかしないのに、どうやったらあんな風に育つんだろうね、生まれ持ったものもあるのかな。」と、帰り道、久しぶりに会った同学年の子(しっかりした子で結婚して妊婦になってました)と、話しました。


そこから数日、「邪気がない」と「無邪気」って、なんだかニュアンスが違うよなー、とぼんやり考えています。

というのも、新郎も後輩なのですが、新郎は「無邪気」という感じなのです。

ちょろっと調べてみました。


じゃ-き【邪気】

1 人に害を与えようとする心。悪意。「―のない人」「無―」
2 病気を起こす悪い気。悪気(あっき)。「―を払う」
3 物の怪(け)。じゃけ。
「はじめ歩み来たりつる物は―なり」〈著聞集・一〉

goo辞書より
http://dictionary.goo.ne.jp/smp/leaf/jn2/101695/m0u/?_ck=F


これの打ち消し語ということで、両者は全く同じ意味みたいです。

私と同じ違和感を感じている人も、見当たりませんでした。

でも調べてみて、どうやら私は、

「邪気がない」:世の中に汚いことつらいことetc.あることを知った上で、(人から見た限り)清らかな心を持っている様子。

「無邪気」:世の中の汚いことつらいことetc.は知らずにor見ずに、自分の信念のままの清らかな心を持っている様子。

と、とらえているようです。

つまり私は、新郎のことはかわいい奴だなあと下に見ていて、新婦のことは立派だなぁと尊敬しているみたいです。
年齢的には逆なのに。新郎に言ったら怒りそうだわ。

邪気がない、と最大の褒め言葉のつもりで言っても、あんまり伝わらないのかもしれません。
気をつけよう。


余興でアラジンの曲を弾きました。

ディズニープリンセスは無邪気って感じです。お姫様だし、世間知らずなイメージなのでしょうか。


今日は散歩もさぼり、スーパーにも行かず、何もしませんでした。。
一日中スマホでゲームしました。
スマホ奴隷だ。。