双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

人生いろいろ、に気づく

明日、職場の先輩の家で、鍋パーティが開催されることになり、誘われました。
想像したら、とても楽しそうだったので、二つ返事で参加することにしました。
でも、今週ずっと朝起きるのがしんどくて、今朝にいたっては、朝起きてからずっと、仕事を終えていかに早くベッドでごろごろするか、しか考えていなかったので、よく考えたら、明日は家で休養した方がいいような気がすぐにしてきました。

でも、ものすごく行きたいのにな。
絶対楽しいのにな。
でも、楽しいことも疲れるんだよな。

今日のうちに断っておいた方がいいのはわかっているのですが、まだ未練があって、連絡できずにいます。
ああ、やっかいな病気だなあ。
心と体がちっとも連動してくれない。

復職というのは、やはり疲れるものらしいです。
私は医者もびっくりなくらいの、とても恵まれた環境で復職させてもらって、仕事はすごく楽しいです。
仕事内容が、お金を払ってでもやりたいくらい楽しい、とか、そういう類いの楽しさではもちろんないのですが。
すごく人間関係が良好な部署なのです。もともと笑いの絶えない雰囲気で楽しくて。加えて、休職明けの私に、腫れ物に触るような感じではなく、でも、気を配っていただいてます。
自然に仕事を任せてもらい、自然に助けていただいています。
うまく言えないのですが、それがたった三ヶ月でてきた状態ではなくて、ずーっと前から、それが当たり前であったかのように、職場に溶け込めています。

そんな恵まれた環境で働いていても、自分で自分に、しばらくは体調不良になったらだめだ、みたいなプレッシャーをかけてしまうらしくて、三ヶ月続いた復職ハイみたいな、表面的な好調期も落ち着いてきて、最近疲れが見え始めました。

こんな楽しくて、さして仕事もしてないのに(休職の事後措置で時短勤務させてもらってます)、こんなに疲れるなんて、やっぱり、私は週五日働くことに向いていないのではないか、と思い始めました。
前にちらっと医者に言われたときは、ショックだったのですが。

病気になって、思うようにできないことが増えて、社会参加することにこだわって、今までがんばってきました。
できない劣等感が強くて、社会参加の方法が、周りの友達のように、どこかの組織に参加することしかない、それができないのに、他の方法で人生を切り拓く能力なんか、自分にはない、と凝り固まった考えをしていました。

でも別に、能力の優劣の問題じゃないんですよね。組織に属さないという生き方に対して、自分の想像力が足りないだけなんですよね。

今の職場は、社会のあらゆる組織の中で、自分に合っている方の組織だと思って就職して、今もそう思っています。
そういう場所で休職して復職してみて、やっと、組織に属さない生き方もあるかもしれないなあ、と思えるようになりました。

例えば、時々気まぐれに書いている小説が、他の人が読んでもおもしろいもので、それで生計がたつのであれば、そちらの方が、私にとって生きやすいのかもしれない。
そうだとして、それに早くに気づいたら、下手くそな小説を、もっとましに書けるようにがんばった20代になっていたかもしれない。

何でそういう考え方が、今までちっともできなかったんだろう、と思ったのです。

まあ、今すぐ仕事を辞めたい、とか、そういう話ではなくて。
辞めても生きていく道を探しながら、仕事を続けてみようかな、と思い始めました。
私のように、不安が強い人間にとって、選択肢が多いことは武器になるので。
今まで、仕事にしがみつくことしか考えていなかったので、進歩かなと思います。

どうせこのまま続けてても、また休職する日が来るだろうしなあ。そういう病気だしなあ。