双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

彼女について

笹井氏のことが盛んに報道されてますが。

氏のことも、小保方氏のことも良く知ってる訳じゃないのですが、後追いというのはありうる話だと思うので、一連の騒動とは別の話で、周りの方は注意してあげてほしいと思います。

笹井氏は自ら命を絶つという極限状態の中で、自分の無責任さを詫びる遺書を残しました。

そんな笹井氏に、センターの偉い誰かが、「もうちょっと我慢してほしかった」と発言していました。

ないなーと思いました。我慢できたら、自殺なんてしない。そこまで追い込まれた状況について、少しは思いをはせたのだろうか。



私の友達も、数年前自ら命を絶ってしまいました。

当時の共通の友人たちはよく心得ていて、同じような病を持つ私を心配して、その事実を隠してくれていました。

私が知ったのは、半年くらい経った時だと思います。

おかげで、冷静に彼女の死を受け止めることができました。

笑顔がとてもかわいい子でした。

彼女の目ははいつも、底の知れない苦しみを抱えているような色をしていました。

原因なんてわからないし、いっぱいあるのだと思いますが。

生きていてほしかったけど、本当に思い出すと苦しいけど、うまくことばにできないけど。

彼女の気持ちを想像したら、そんな私の思いすらエゴなのではないかと思ってしまう。



ご自宅での一周忌にお邪魔させていただいて、ご家族とお話して、あー、こんな私でも、自分で命を絶つことだけは絶対しないでおこうと思いました。

こんな欲深い私は、どんなに希死念慮に襲われても大丈夫と思うけど。

あれから何年も経つけど、辛くなったら、あの時のご両親のご様子や、何が起こってるのか全く知らなかったけど、思い返せば様子のおかしかった友人たちのことを思い出して、踏ん張ります。

いつまでもきっと色あせない。ありがとう。