双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

情緒不安定な女たち

八重の桜をもう一回見てます。

綾瀬はるかのオープニングを見ただけで泣けます。

 

八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

 

 視聴率はすこぶる悪かったですね。。

 

私が綾瀬はるかにはまったのは、病気一年生の、うつで寝込んでいる時に、このドラマをみたのがきっかけでした。

 

ホタルノヒカリ DVD-BOX

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 ホタルちゃん(綾瀬はるかが演じた主人公)が、散らかり放題の家で、思う存分ぐだぐだまったりするのは、外で一生懸命頑張ってる証拠なんだ、みたいな話(解釈がかなり偏っている)です。

 

発症する前、3つくらい同時並行でやらなきゃいけないことを抱えていて、その全てがうまくいく見通しが立ってないような状況でした。

(世の中には忙しい大学生も意外とたくさんいます。)

とにかくがんばらなきゃ!と、起きてから寝るまで無駄な時間を1分たりとも作らないようにしてたら、発症しました。

(性格的になるべくしてなった感じですね。)

病気になった直後、「自分がうつ状態にある」ということに慣れていなくて、寝込んでばかりで何もできないこと自体に罪悪感でいっぱいでした。

大学にも行けてなかったので、やらなくてはいけないことが何一つできない自分を激しく責めていました。

 

そのときにこれを見て、いつもいつも全部完璧にがんばらなくていいんだ、とほっとしたんですよね。

無駄な時間ってすっごい大事なんだな、って思ったんですよね。

今こうしてぐだぐだしている時間も、もしかしたら必要な時間なのかな、と思ったんですよね。

彼女には、うつの谷にいた私に、そう納得させる魅力があったのです。

・・・と大真面目に語っても、共感を得られたことはありません。

 

そっから自他ともに認めるほど気持ち悪く執着してます。

さかのぼって全部の作品を見て、彼女が登場しているものは基本的に全て収集・録画して、眺めては彼女の存在に号泣します。

 

賛否両論だったあの名物歌番組の司会も、


綾瀬はるか「花は咲く 」復興の願いを込めて...2013年紅白歌合戦 Haruka Ayase ...

(否の方が多いか・・・)

 

駄作だったこんな映画でも

 

 彼女がそこにいるだけで号泣してしまいます。

彼女が笑えば笑い、泣けばともに泣きます。

※もちろん画面越しです

 

ところで、最近ゆるキャラにただならぬ執着をみせる弁護士さん

ふなっしーカーの Before After (≧◇≦)|弁護士大渕愛子オフィシャルブログ「大渕愛子の無駄のない日々」Powered by Ameba

(高い外車が・・・)

 

の、VTRを見て、スタジオがドン引きするみたいな番組をよく見ます。

私、一緒に笑えない・・・なんか、気持ちがわかる気がするんです。

 

私のバイブルの作者、よしもとばななさんもふなっしーに愛情を注いでおられます。

 

twitterでこんなこと語ってます。ふなっしー綾瀬はるかに置き換えると、泣けるくらい共感できる。

 このエピソードとか、小説に出てきそう。

 

 

 ふなっしーの魅力はよくわからないのですが、お二人にとってのふなっしーは、私にとっての綾瀬はるかなんだろうなーと思います。

 

自分の一番繊細でやわらかくて傷つきやすい部分とか、一人では処理できないつらさとか、大事な価値観が世の中の共通認識とは相反することとかを、その人(妖精?)に投影したら、何か肯定してもらってる気がする、みたいなことだと思うのです。

うまく説明できませんが・・・

 

投影する対象にぴったりだったのが、私にとっては綾瀬はるかで、お二人にとってはふなっしーなんだろうなぁと。

 

見てるだけで幸せ、って、そういうことだと思うんだけどなー。

 

ジャニーズにはまる女性とか、AKBにはまる男性と少し違うのは、この方たちは疑似恋愛感情みたいなものを含んでいる点かなと思います。

そうなると、嫉妬心とか独占欲とか、エネルギーを使う感情が出てきそうなので、同じはまるでも、しんどそうだなーと想像します。

 

 

ストレスから身を守るには、ストレスから逃避する方法を見つけなくてはいけません。

 

情緒不安定で不健全なように一見思えますが、他者の存在自体を喜ぶなんて、こんなクリーンな逃避方法ないと思うけどな!

 

なので、大渕弁護士のブログはふなっしーのことしか書いてませんが、忙しく働いて、忙しくふなっしーを追いかける毎日は、まさに「無駄のない日々」というブログタイトルそのものだと、私は思ったりするのです。