ずっと会社休んでます。
トピック「秋ドラマ」について
そんな自虐ネタは置いといて。のっかってみました。
今の私の毎日は、綾瀬はるか(とたまにセカオワについての考察)が占めていると言っても過言ではありません。
そんな彼女の主演ドラマが始まりました。
「きょうは会社休みます。」
内容は、30歳で処女(こじらせ女子というらしい)の綾瀬はるかが、突然福士蒼汰くんと玉木宏にモテるという、少女マンガ的な話です。
…大雑把な説明ですみません。。正しい説明は公式HPにゆずります。おい。
きょうは会社休みます。|日本テレビ
いろいろ心配していましたが、杞憂でした。
やはり綾瀬はるかの演技はすばらしい。
ホタルノヒカリとは全く違うラブコメ主人公を演じています。
それを隅から隅まで語ると長くなるので割愛しますが、涙をこらえるシーンのところで、口の下から顎にかけて小刻みに震えてて、それによって切なさが一層増したので、この人ほんとにすごいなーと思いました。
この物語のよいところは、花笑さん(綾瀬はるか)のご両親との関係性だと思います。
花笑さんは30歳までずっと実家暮らしという設定です。
すごくご両親に愛されていて、ご両親のことも大切に思っているのに、絶妙な距離感を保っているのです。
普段は30歳の花笑さんに対して、ご両親は結婚に関して過干渉しません。
花笑さんは誕生日の日に連絡なしで、福士くんとお泊りしてしまいます。
お父さんは宣言通り、わざわざ銀座でケーキを買ってきていて、お母さんと、花笑さんの帰りを待ちます。
ご両親はもちろん心配で、お父さんはソファーで朝まで待っていて、お母さんは朝の花笑さんからの電話を飛びつくように取ります。
でもお母さんは深くは追求せずに花笑さんを会社に送り出します。
花笑さんは結局あまりの体験に動揺して会社を休んでしまって(タイトル)、お昼にお風呂でぼーっとしています。
そんな花笑さんにもお母さんは普段通り接するのです。
花笑さんは自分の分だけ残されていた、お父さんが買ってきてくれたケーキを次の日に食べます。
そこにお父さんがきて、やっぱり深く追求せずに、「お誕生日おめでとう」とだけ告げるのです。
(うまく伝えられませんが、泣きポイントです。キャプ画作成技術があれば…)
要するに、ちゃんと親と子という庇護される関係を基板としつつ、大人同士としても信頼関係があるのがすごいなー、と思うのです。
私は大学進学とともに一人暮らしを始めて、今10年ぶりくらいに親と半同居的なことをしているのですが、なかなかうまくいきません。
やっぱり大人時代になってから、ちゃんと一緒に暮らしてなかったからかな。
私が花笑さんだったら、まず父がケーキ買ってくると誕生日前日に宣言していた時点で、そそくさと帰るでしょう。
福士くんといい感じになったとしても、帰るでしょう。
お泊りになったとしても、無断外泊はもっての他なので、せめて電話を10時くらいまでにいれるでしょう。
何を置いても、一番に親のことがよぎります。
親もまあ、そんな感じで、私が8時まで帰らないくらいで心配して電話がじゃんじゃん鳴ります。
ちょっとしんどそうにしてると、心配でたまらない様子でいろいろと尋ねてきます。
親が遅くなる時、ごはんは用意した方がよいのか、はたまた惣菜を買ってくるのか。
疲れて帰ってきた親はどのくらい食べるのか、食材はどれを使っていいのか。
洗濯はどのタイミングですればよいのか、テレビは何を見て何は録画するのか。
いろいろと気を使い合ってぎくしゃくします。
一人暮らし歴が長すぎて、日常の些細なことを人と共有するのが難しいです。
花笑さん一家と外見はそう変わらないと思うのですが、信頼に裏打ちされている点と、不安と気遣いに裏打ちされてる点は大きく違います。
…まぁ、精神を患い休職してる娘を信じろという方が難しいと思います。
言うなれば、私は人間関係全般こじらせ女子です☆全然笑えない。。
今日は第二話です。楽しみだー!
何が変かって、綾瀬はるかの演技と花笑さんの家族構成などというところに注目して、全然福士くんとか玉木宏にときめいてないっていう。普通そうやって楽しむドラマやろに。。
干からびている/(^o^)\