双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

逃亡中

高校時代の、かしこい友達と会いました。

彼女はかしこい上に重い話をあまり嫌がらずに聞いてくれるので、丸裸になったのでは、と思うくらい自分の身の上話をしてしまいました。

仕事やめるやめないだの、セカオワがどうこうだの、孤独がどうこうだのと書き散らしていた時よりか、ここ数日は落ち着いていて、怖いくらいでした。

彼女に赤裸々な話をして、ああ、ここ数日自分の状況から逃げてたんだなぁ、だから穏やかだったんだなぁと思いました。

そして彼女を通して自分と久しぶりにがっつり向きあうと、すっごい疲れてすっごい心がざわざわしてきました。

ああ、まだ逃げたいんだな、私。と気づきました。


逃げるということは、私は悪いことだと思いません。

むしろ私は、逃げるタイミングを測りかねたり、気づいても無視したりするから、いつも事態が悪化してきたのです。

だから、逃げる力というか、自分の今のコンディションを把握する力が必要だとよく痛感します。


考えた分だけ何かが良くなるんだったら、泣きながらでも考えたら得るものもあるのでしょうが、世の中の大事なことには大抵答えがないので、よくないコンディションで考えたところでどんどん視野が狭くなるだけだなぁと、思います。

それがわかっていて、考えるのをやめれるかどうかは、自分に合う逃げ方がわかってるいるかどうかにかかっているのかなと思います。

逃げ方を知ってるということは、世の中のあらゆる答えがないこととうまく折り合いがつけられる強さだと思うのです。


今のできた直属の上司から、先週長文メールが届きました。

日曜日の夕方に。携帯でメールを打つのが苦手だと言っていたのに。

私が今こうなってるのは、私の人生におけるライフイベントのようなもので、上司のせいではまったくないのに。たまたまその時に巡り合ってしまっただけなのに。

おそらく、よくわからん病気を患う部下のストレスの原因の一端なのではないかと、責任を感じていらっしゃるのでしょう。

内容は、
・うちの会社に向く人間とは
・私の病気がひどくなった原因について上司なりに思い当たること
・〈参考〉上司の気分転換の方法

を、ご自身の体験も交えて書いてくださってました。

内容を考え、言葉を選び、なれない携帯でおそらく小一時間かかって打って、本当に真摯に向き合ってくださってるのが伝わってきました。

優しさのかたまり以外のなにものでもない。

でも、その優しさが今はものすごくきつい。
返信することはおろか、読むのもきつい。

私はまだ、「大好きな仕事をやめるかやめないか、考えなくてはならない」という自分の状況を受け入れることが辛くて、とりあえず逃げようとしているのです。

そんな時に、その状況に対する答えを提示してもらっても、パニックになるばかりです。あと三段階くらい受け入れてからの話なのです。

なんてことは、ただの私の都合であり、優しさを尽くしてくれた上司にはなんかしらお礼が言いたいのですが、うまく返信できません。

課長のせいではないので、そんなに自分を責めないでください、と言いたいところですが、当事者の、しかもこんな若輩者に言われてもあんまりうれしくないように思います。

頼ってほしいタイプの方だし。

お気持ち本当にうれしいです、でもまだ自分のなかで処理できてないことが多くて、今はまだそこまで咀嚼できません。と返してみましょうか。

=ありがた迷惑感がありませんかね…

上司には、そんなまっすぐなまま部下と接することができる人でこれからもいてほしい、なんていうとすごい上からですが、私の反応で自分のやり方が間違ってるとは思ってほしくないのです。


うーん、難しいなぁ。。