双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

やわらかな凶器

今日夕方、リワークの帰り、繁華街で、すれ違った男の人の手に私の手をぶつけてしまいました。

たったそれだけのことで、街なかで過呼吸になって、トラウマ体験の光景がフラッシュバックして、柱の陰に座り込んでしまいました。

最近おおもとの病気にかまけていて、警戒心が薄れていました。トラウマの方はもう少し平気になっていると、甘くみてました。

しばらくしたら落ち着いたのですが、周りには男の人がいっぱいいて、一人でいるのが怖くなってしまいました。

ちょうど職場の終業時間だったので、同期のジャニーズくん(何も知らない)を呼び出し、ごはんを食べることにしました。

信頼している男の人は大丈夫らしいです。でも、こういうときに、どうも自分の体が汚らわしいような気分になって、女の子の友達には軽蔑されるような気がしてしまい、会えないのです。

ごはんも食べられたし、ジャニーズくんの平和なのろけ話などを聞いていたら、何か大丈夫な気がしてきたので、普通に別れました。

一人になったらまたたくさんの道行く男の人が怖くなってしまい、どうしても改札までたどり着けませんでした。

タクシーで帰ろうかなと思ったのですが、タクシーの運転手さんも男の人なので、無理そうだということに気づきました。

途方に暮れて、とりあえず婦人服売り場のカフェに入って、ゆっくり呼吸をしながら、99から1まで数えるとましになるとネットに書いてあったので、やってみました。

あまり改善されなかったので、物理的にもいつまでも帰れないことにいよいよ困ってしまい、とりあえず事情を知っている人に電話してみました。

友達が、仕事終わりに迎えに来てくれて、最寄り駅まで送ってくれました。

この一連の出来事で何が嫌だったかというと、自分で対処できなくて、電話をいろんな人にかけまくる以降の行動が、病気になったばかりの頃、どうしたらいいか全然わからなかった時の行動と同じだったことです。

せっかくだいぶと一人でやりすごすことができるようになったのに、また、いろんな人にわけわからない説明をして、迷惑をかける人になってしまった。

明日からは、手袋をしようと思います。こんなことに負けてたまるか。