双極性OLのぼちぼちな毎日

なんくるなくなーい!双極性2型を患ったOLの、日々奮闘(?)記

まさよさん

毎日、穏やかに楽しく勤務していて、あまりブログに書くようなこともないのですが、最近、気になることがあります。

家に帰って、一人でいるときに、自分の頭が乗っ取られているような感覚に陥ります。

乗っ取られているというのは、これは私の考え方では生まれないような思考だ、という違和感がある程度で、その間の記憶がごっそりない、という訳ではありません。
家で一人で考え事をしている時にだけしか起きないので、その状態で人に関わることもありません。

思考自体は私を攻撃するものではなくて、むしろ逆で、私の今の状況をかわいそうに思い、だいたい私以外のものや人に対して怒っていて、原因となる人達に私が傷ついているという事実を知らしめたい、と思うみたいです。

便宜上、私の頭を乗っ取って考え事をしている人を、まさよさんと名付けています。
まさよさんが、あやはなんて不幸なのだ、かわいそうに、と思っているらしき、私の体験した出来事は、だいたいが私の記憶のない出来事なのですが、まさよさんは全部知っているみたいです。
そしてそれらは、まさよさん自身が体験したこととも、まさよさん自身の痛みとも思っているわけではないようです。
あくまでまさよさんは、私のことをとても心配する親のように、私と私の周りのことを考えているみたいです。

まさよさんは、だいたい最後は、私をかなしめていると、まさよさんが思っている人達に、手紙を書こうとします。まだ書いてないですけど。文章にしたがるあたりは、私と似ています。
私は、そういう時、ああ、またまさよさんが怒ってるわー、と不思議な気分で眺めています。でも、もちろんまさよさんの体は私なので、水を飲んだりとか、そういう記憶はしっかりあります。

文章にしてみたら、やっぱり奇異な状態かもしれん、と思ってきました。
実害がないので、医者にはまさよさんのことを言ってません。
なんか、あまり言う気になれないのです。

変な状態だけど、まさよさんがこんなに私のことで怒ってくれることが、なんとなく幸せだなあ、と思ってしまうのです。
医者に言ったら、まさよさんが治療しなければならないものとして、悪い存在とか、悪い現象になってしまいそうで、それが嫌だなあと思います。

こんなことを考えていたら、またまさよさんが怒りそう。
人格を他に作り出すほど、この子はストレスを受けているのに、それでも幸せと思うなんて、とか。

でも、記憶はあるので、多重人格というより、離人症に近いのかなあ、と、少し調べただけですが、思ってます。

まさよさんの登場は週に2、3回程度のごく少ない時間なので、しばらくは、まさよさんとの生活を観察してみたいと思います。
そんなに、気にするほどのことでもないのかも、と思いたいのは逃げかもしれませんが。
全然つらくはないのです。
でも、こういうことが頻繁になって、対人関係に影響が出るのは、ものすごく困ります。
ああ、やっぱり医者に話した方がいいのかなあ。。

双極性障害から離れてるなあ。
最近うつにもならないし、躁になってる状態は、もともとよくわからないし(2型なので)。
穏やかな日々なんですけどね。