さよなら実家
拠点を都会に戻します。
再び、盆と正月だけ帰省する人になります。
ちょっとさみしいです。
久しぶりに誰かと同居したということは窮屈でしたが、歩いてたらばったり誰かに会うとか、そういうことはあまりなかったので、心配していたよりかは自由に過ごせました。生活の拠点じゃないからかな。
でも、両親の様子や、道行く人の世間話の様子を見ていると、やっぱりこの狭いコミュニティーで生きていく強さは、私にはないなぁと思い知らされました。
ちょっとさみしいとか、珍しい気分になっているので、実家暮らしでよかったことをあげてみようかと思います。
散歩が楽しい
自然が豊かなため、近所の川の堤防を歩いていると、遠くの山まで見渡せます。
高い建物は県外に出ない限り全くないので、空が広いです。
まだ暑い季節から山の色が変わるまでいたので、秋を堪能できました。ちょっと秋が好きになりました。
都会の家の近所だと、どうしても車の横を散歩することになるので、あんまり楽しくないんですよね。
食べ物がおいしい
料理するのは、父なのですがね。
食材が安いのです。都会に出してるうちに傷むからと、県内だけで流通してる魚が50円とかで売ってて、それがただ煮つける(のは父なのですがね)だけで、おいしいのです。
野菜も近所の農家の方が作ったものを、安くスーパーで売ってたりします。
一人暮らしだと、新鮮うんぬんもありますが、食材もたくさんの種類は買えないしめんどいので、料理がワンパターンになってしまいます。
毎日同じものを食べてても平気な性分なのも起因してます。ちょっと料理に凝ってみようかなぁ。
このブログの料理をかたっぱしから作ってみようかしら。
スタバが居心地がよい
近所のスタバに、ほぼ毎日のように通いました。
飲み物はスターバックスラテ一択。
先日都会のスタバに行ったら、雰囲気が全く違うので、びっくりしました。
みんななにか目的があってやってきていて、持ち込んだ仕事が終わったら出ていく、とか、隙間時間を活用するために来る、みたいな。エネルギーに満ち溢れていました。
実家のスタバは、時間の流れがゆるやかで、散歩に疲れて休憩しに入って、2時間くらい思索にふける、みたいなことが許される雰囲気です。
同じような感じの方が何人かいました。まぁ、年齢層は高めなんですがね。。
しばらく本が読めなかったので、図書館に行く気も起きず、すごく助かりました。
店員さんも余裕があって、すごく感じがよいです。
てきぱき働きつつ、常連のお年寄りのお客さんと世間話をしたり、注文待ちのお客さんや、食器を片づけようとしているお客さん、グッズを見ているお客さんに、押しつけがましくない程度に話しかけたり。
チェーン店らしからぬアットホーム感。集会場みたいになってます。
そしてイケメン店員さん。森山未來さんを茶髪にした感じ?
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この隠居生活唯一の、うるおいでした・・・!お休みの日まで覚えてしまったよ(ストーカー)。
その笑顔に営業スマイル以外の意味はないと思いますが、変な病気で情緒不安定だった私の心は、大変癒されました。
そういえばスタバで泣いたりしてたな。いつもすっぴんだったし、変な客だっただろうな。
実家には部屋がいっぱいある
なんのことや、という感じですが、家の中にいながらちょっとした移動ができる、というのは、すごくよいなと思いました。
朝起きて、ごはんを食べるために台所に行って、テレビを見るときはリビングに行って、着替えに自分の部屋にもどって、本が読みたかったら父の書斎に行って・・・
一人暮らしの家だったら、これらが一個の部屋でできてしまうので、ごはん以外の行動は居心地の良いベッドで行いがちになってしまいます。
しかしベッドというのは、全てのやる気をそぐ。。。気分転換ということがないので、外出することに対してすごく熱意が必要になります。
休職決まった時は、もっと植物園とか、遠くの広い公園とか、マンガ読み放題図書館とか、いろいろ行こうと思っていたのですが、元来毎日同じことをしていたい人間なので、行動範囲が意外と狭いまま終わってしまいました。
都会に戻っても、ちゃんと外出して、適度に散歩して、おいしいもの食べて、スタバ・・・は近くにないから、イケメン店長さんのいるドーナッツ屋さんにたまに行くことにしよ。